栗ご飯しようとしたら、虫が出てきた話

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はじめに

祖母から頂いた栗が家にあったので、栗ご飯をしようと思い、初めて栗の皮を剥いたのですが、皮が硬かったり、虫が入っていたり大変だったので記事にしました。

栗の皮はめちゃくちゃ剥きにくい

栗の皮は二部構成となっています。

  • 鬼皮(硬い皮)
  • 渋皮(内側の皮)

栗の皮を向きやすくするために、事前に水やぬるま湯に20分~1時間ほどつけておいたほうが良いようです。

まず栗のツヤのないお尻側を落として、切り落とした部分から素手で鬼皮を剥がします。その後は内側の渋皮部分を包丁などを使って向くのですが、これが大変。張り付いてて全然剥けません。僕の場合、たまたまだったのかわかりませんが包丁で無理やり実ごと削ぎ落とす感じでした。

栗の中に虫が

500gくらいの栗があったのですが渋皮を削ぎ落とす作業を進めていると、中身が黒く変色していたり、グニャグニャと腐っている様子だったりと嫌な予感がしました。もしや、と思い作業を進めていると、白い芋虫の死骸のようなものが入っていました。

僕の場合は皮を剥く前に熱いお湯で数十分間浸したので、この工程で死滅しているはずです。

栗に虫が居ることは異常ではないのか?

結論から言って、よくある事のようです。スーパーなどで売られている栗は虫止め処理がされているらしいですが、それでも完璧ではないようです。外に落ちている栗は高確率で虫が入っていると思ったほうが良いでしょう。

虫の正体は?

栗の中にいる虫の正体は「栗虫(クリムシ)」の幼虫です。栗虫は栗がまだ若いうちに入り込んで卵を産み付けます。僕達は知らぬ間に、虫の卵も一緒に食べていたということです。誤って栗虫を食べてしまっても無害のようです。栗虫だけをわざわざ集めて食べる地域もあるそうです。

野菜なども新鮮なものは虫が食べた跡があるのは普通のことですから、納得できます。

腐っているものはダメ

中身がグニャグニャと腐っているものはNGです。栗虫が食い散らかして、周りが腐食しているので捨てましょう。

栗の中に虫が居るか見分け方

栗の中に栗虫が居るか見分ける方法は2種類あります。

  • 栗を水の中に入れて浮くかどうか

栗虫に食われた栗は、中身が軽くなってしまうので浮いてしまいます。

  • 栗に穴が空いているかどうか

穴が空いていたら高確率で虫がいると思ったほうがいいかもしれません。

終わりに

栗虫は普通にいるものだから大丈夫だよ!と言われても、虫嫌いの人からしたら少し受け入れがたいですよね。僕も虫は苦手な方なので、今回の事実を知ってからは栗から距離を置くかもしれません。笑

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